1月11日 Zwift Alpe

外に走りに行こうと思っていたけど、なんだかんだでローラーの時間しか取れず。

昼前から2時間ほどローラー。負荷を掛けられるような元気がなく、淡々とalpeを上って、ツール・ド・おきなわの動画を見ながら流しただけ。なんだか脚が重いのは、疲れが溜まっているのか、それとも欲望のままに飲み食いしているから身体が不調なのか。

そろそろ距離を乗り込まないとダメかなぁ。

 

夕方、コンビニ宛て配達にしてもらったヘルメットを受け取りに行き、これでとりあえず事故前と同じ条件で外に走りに行くこともできるようになった。明日こそ外に走りに行こう。

 

昨年末、これまでに出たレースを整理してみようと思って、スポーツエントリーやランネットの履歴から拾ってみたけど、乗鞍とかいろんなレースが漏れてて、どうやったらこれまでのを全部把握できるかなぁと思ったら、自分のブログだということに気が付いた。

 

こっちのブログでまた検索できるように1日1つずつ記事をコピペすることにしました。今日から数回連続でツール・ド・おきなわ。先ずは初参戦の2011年大会から。

 

ツール・ド・おきなわ 2011 140km リザルト&レース当日

4時45分に目覚ましをかけたが、4時に目が覚め、4時半に相部屋の人の目覚ましが
鳴ったので、少し様子を見て4時40分に起きて、車へ行き自転車を組み立てる。

まだ外は真っ暗だけど、雨は降りそうもない。
気温も結構高く、アームウォーマーもレッグウォーマーもいらなそう。やりぃ。
最高のコンディションでチャレンジできるのはうれしい。

手荷物を預けなきゃいけないので、国頭村役場まで行って、リュックを預けて
駐車場に戻ったら、車の中のライトがつきっぱなしだったので、慌てて役場に戻って、
リュックをもう一度出してもらい、車のキーを取り出し車内を消灯。
やっぱり車のキーはポケットに入れておこう。レースには全く必要のない代物だけど。

その後、リュックを戻しに行って、宿に戻ってきてから今度は出走票をリュックの中に
入れっぱなしだったのを思い出す。再度、慌てて役場まで戻って、リュックを・・・
係の人もあきれ顔でした・・・スンマセン(汗)

なんとか準備が済んだので、もう一度部屋に戻ってちょっと休憩。
トイレに行ったりしてたら、6時45分になったので、そろそろスタート地点の道の駅
に行くかーと出発。

行ったら、もう結構人がいた。特にすることもないので、道の駅には入らずそのまま少し
乗りに行く。10kmちょっと走ってアップ終わり。アップといっても、スタートまで
えらく時間があるので、あんまり効果なし??よくわかんないけど精神安定剤みたいな
ものかな。

相部屋だった2人と話をしながら待ってたら、だんだんと時間が過ぎて、210km
チャンピオンレースの先頭がそろそろやってきまーす、というアナウンスが。
道の駅前の歩道にみんな陣取って先頭が来るのを待つ。

だいぶ待った後、逃げの2人がやって来た。シマノの純平選手とナルシマの加治選手。
おーっ、スゴイ。プロと2人逃げかぁ、と思っていると、後続の集団が待てど暮らせど
やって来ない。たぶん、5分くらい差があったと思う。
ちなみに純平選手はほとんどのスプリントポイントを獲ったらしい。

ジュニア国際140kmのスタートが10分ほど早まったらしく、自分たち
市民140kmのスタートも早まるかもとのアナウンス。

結局、どのくらい早まったのか忘れてしまったけど、スタート地点に整列してからは、
結構あっという間だった気がする。

前から4列目くらいのスタート。

前の方には自分が一方的に知っている強い選手たちが並んでる。
乗鞍を1時間1分台で走っちゃう人や年代別で2位になってた人とか。

スタートしてしばらくは穏やかなペース。緩やかなアップダウンも集団だと超ラク
チン。途中、トンネルをくぐったらガーミンが衛星をロストして、トンネルから出
てもスピードが表示されない。スピードが表示されないので、当然距離も加算され
ていかない。どうしよう、困った。。。
やっぱりスピード用のマグネット付けとかなきゃだめだった。。。

そんなことを考えてたら、あっという間に普久川ダムへの上りへ向かって右折。
いよいよ上りが始まった。

今回の目標は、
・最初の普久川ダムへの上りで絶対に先頭集団からチギれない。
・できるだけ長く先頭集団に喰らいつく。

あわよくば・・・
・最後まで先頭集団でいけたらいいなぁ。
・30位以内でゴールできたら嬉しいなぁ。

なんてことを考えていたので、上りでも無理はしないけど、ちぎれそうだったら
無理をしてでも後先考えずに喰らいつく、という気持ちで前の方前の方で走った。

前の方で走ってるうちに先頭あたりに飛び出す形になってしまい、どうしようか
と思ったけど、とりあえず自分の登れるペースで稼いでおこうと思って、そのま
ま踏み続けた。そしたら、自分プラスもう1人と集団の間が少し空いてしまい、
徐々にその差が拡がり始めた。
まったく思っても見なかった展開だったので、どうしようかと思ったけど、その
まま更に踏んでみた。次第にもう1人が遅れだしたので、1人だけになってしま
い、アタマが混乱してきた。
アレ?序盤に2人くらい逃げてなかったっけ?
あの2人って上りに入ってから吸収したんだっけ?
思わず路肩にいた人に「コレって先頭ですか?」って訊いてしまった。
訊かれた人は口ごもっていました。
そうですよね、答えられませんよね。スミマセン。。。

途中、コースの左に山岳賞ジャージが2枚かけてあって、思わずそこが山岳賞地
点かと勘違いしちゃった(汗)
その少し先が本当の山岳賞地点だったんだけど、そこが近くなるにつれて、
もしかして・・・という気持ちが。もし先頭だったら、超うれしー。
とにもかくにも後ろも来なさそうなので、踏んで踏んで山岳ポイント地点を通過。

この地点で、もうだいぶ脚にきてたので、早く集団に吸収されたくて、下りは全力
では踏まない。そうこうしてるうちに、後ろ来たーと思ったら、単独で逃げて来た
方でした。えー、2人で回したりするのかなぁ、と思ってたら、そのすぐ後ろに
集団が来てたので、ほどなく吸収された。

この後の奥への上りも恐怖だったんだけど、下りで少し脚が休められたので、
なんとかクリア。与那まではほぼ平坦。ここも脚を休ませるにはいいポイント
だったんだけど、何故かしっかりローテーションに加わってしまい、休めるどこ
ろか疲労が蓄積。1度目の普久川で力を温存してたクライマーの人達は2度目で
ガツンといくんだろうなぁ、とか想像したら、ちょっとブルーになってきて、
2度目の普久川の上りへ突入。

体感的にはやっぱり1本目よりキツイ。みんな体力余ってます、ってカンジ。
案の定、乗鞍上位の方達がかけていく。
必死で着いていってたら、また不意に前に出てしまい、そこから牽く感じに。
単に後ろが2度目の山岳賞を虎視眈々と狙っているところに前で必死こいて踏ん
でる人みたいになってたけど、1度目の山岳の時から誰も先の方へ行ってないこ
とが確信できていて、1度目の山岳賞を獲れただろうという喜びがあったので、
終わりそうな脚で牽かせてもらう。
山岳ポイント地点まであと1kmの看板のちょい先まで牽いたような気がするけ
ど、その先からは、10人くらいがバビューンと行ってしまい、自分は攣りかけ
た脚で必死に前を追う。
牽くのはいいけど、これでチギれて第2集団とか第3集団に落ちていったら本当
に馬鹿みたいなので、死に物狂いで追う。
ここで今日一回目のサドルおけつ突き刺さり。

なんとか上りきって右折して下っていくと、上りの最後でバラバラになっていた
集団が再度ひとまとまりに。誰かがザッと数えたみたいで、「25人から30人!」
と叫んでくれた。経験豊富そうな人だったなぁ。
内心、このままこの集団から遅れなければ、30位以内ゴールの野望が果たせるぞ、
とか考えた。

下りきると、今度は高江の上り。130km時代とか200km時代のレース参
加者のブログを見てると、高江の関門が厳しい、という言葉をよく見かけたので、
漠然とした恐怖感をもって「高江」という言葉を受け止めていたんだけど、ここは
脚が攣りそうに、というか半分攣ってたけど、なんとかクリア。

その先のちょっとしたアップダウンでスピードアップした人に着いて行って、先
頭交代したら、その人や集団とギャップができてしまい、なんか飛び出した人み
たいになっちゃった。。。
急にスピード緩めて戻るのも何かヘンだし、と思って踏んでたら、だんだん差が
拡がってしまい(こういうところが経験不足というか、空気が読めないというか
・・・反省です)、下りに入ったのもあって、踏み続けることに。
踏みながら、あ~脚が削れていく~、とか考えてたので、早く集団追いついてく
れたらいいなぁ、と思ってたんだけど、願いとは裏腹に一定の差が変化しない。
後ろ振り向くと見えてるから、自分からもどろっかなぁとか考えたりしつつ、距
離が進んでいく。
もういいかげん脚がヤバくなるから、もう緩めようと思って、緩めて追いつかれて、
あー、よかった。と思って、しばらく進むと、誰かが「あ~、スプリントポイント
だー」と言う。えーーーーーっ!そうだよね、そういえば、そんなのあった
よね(大汗)
死に物狂いで逃げれば、ひょっとしたらひょっとしたかも・・・とか考えたら、
くやし~。
スプリントポイントまであと1kmっていう看板を過ぎてから、やっぱり前の方
のスピードが上がって、自分も範囲内にいたので、最後前に2人いたけど、
もがいてみる。最後、前2人が失速したのがわかるくらいまで追い込んだけど、
ホイール半分差で獲りきれず(涙)

あぁ、また無駄脚を使ってしまった、と失意のまま集団へ戻り、次にやって来る
上りまでになんとか脚を回復させたいと思っていたんだけど、こういう時に限って
ペースってあがるんですね。
平地でもキツイ。もう脚のいたるところが攣る寸前になってて、ちょっとでも
ヘンな踏み方したら、その時点でアウトになりそうな黒ひげ危機一髪的状態。

その先の上りは基本的に全て、これまでのどんな上り、いやどんなレースよりも
ヒドイ刺さり方をしました。余裕があればケツの穴の心配もできるってもんです
が、そんな余裕はないので、もう刺さるがままにしておきました。
気がつけば、集団は絞られ、少し小さくなったけど、上りで後ろを見れば自分が
最後尾ということが2度ほどあり、その他に1度、10mくらい空いてしまった
のを、この日最大の刺さり具合でなんとか上りきって少し行ったところで追いつ
いたというのがあった。本当に辛かった。

最後の川上の前の上りとかアップダウンとかマジで死にそうで、210kmや140km
にコースを延長した際にコースレイアウトを考えた人をマジで恨みましたよ(笑)

途中、数kmにわたってスピードが表示されなかった関係で、距離が正確には
出ていなかったけど、大体の計算で、もうコースプロフィールにあったような
大きい上りはないんだろうと思い、最後数kmの平坦は脚のいろんなところが
ビクビク言ってるのをダマシだまし走った。
看板に名護市街という表示が見え、あー、ついにゴールかぁ、という安堵感と
ともに、「いやいや、ここまで頑張ったんだから、一つでもいい順位を。いや、
全力で入賞を狙うんだ!」と自分を鼓舞して、ラスト2kmの看板を通過。
途中で前を牽くことになったりしつつも、ラスト1kmでは、そこそこの位置
(だと思ったけど違ったみたい)。
残り500mを過ぎ、残り300m、残り200m。みんな一斉にスピードアップ。
自分も下ハンを持って、臨戦態勢。誰かが腰を上げたのを合図に一斉にスパート。
うぉりゃ~、と内心叫びながら、踏んだ瞬間、脚が攣りました。。。
攣りながら踏み続け、踏みながら攣り、情けない走りをしていたら、何故か後ろ
からは刺されず、踏んだ瞬間に前に行かれた10名前後に続きゴール。

ゴールした後も脚のいたるところがビクッビクッってなってた。
こんな攣り方初めて。

あそこまでいって、10位以内に入れなかったのが悔しくないと言えば嘘に
なるけど、そこまでで脚を使いすぎて、最後まで先頭集団に残れたのが奇跡だと
思えば、その悔しさも的外れな気がする。実際、実力以上の結果だと思うし、
レース前に立てた目標も達成できたので、やっぱり満足。

名護漁港に移動してからいただいた柑橘系のジュースが最高に美味しかった。
なんていう名前だったか忘れちゃったけど、ボトルにも入れてくれたので、
かなりの量をいただきました。ごちそうさまでした。

とりあえず記憶が鮮明なうちにレースの記録をと思ったんだけど、記憶力以前に
苦しすぎて、よく記憶できていない場面が多すぎる。。。毎度のことだけど
仕方ない。強い人たちはレースレポートも正確で詳細なんだよな。
いつかはそんなレースレポートが書けるように精進精進。

ツール・ド・おきなわ 市民140km   第12位 + 山岳賞(?)

山岳賞については、レース結果掲示板にも貼り出されていなかったので、
今のところ未確定。獲れてたら嬉しいんだけど・・・。