赤城山ヒルクライム2019 レース当日

3時半に目覚ましで起きる。夜中の1時くらいに目が覚めて少し寝れなかったので、寝れたような寝れなかったような。前日に買ったパン2つを食べて、ヨーグルトドリンクを飲んで5時過ぎくらいに宿を出発。

会場に着くと、もうすでに人がいっぱい。整列地点にバイクも並べてあったけど、少しだけ走っておこうと思い、下山荷物を預けてから、走りに行く。緩い坂でちょっと踏んでみるけど、調子は良いのか悪いのかわからない。

アップというほどは走れなかったけど、あんまり遅くなると整列がかなり後ろの方になってしまうからと思い、会場に戻るが、もうすでにかなりの数の自転車が。急いで置いて、その後はトイレへ。特にどうしてもしたいというわけではなかったが、行けば軽量化はできそうだったので、列に並ぶが、この行列が一向に進まない。途中で聞こえてきた話では2つしか個室がないとか。自分の5人くらい前に同じウェーブの人がいたので、まあ大丈夫かなと思っていたけど、あまりに進まないので、相当な時間並んだ後、離脱して、整列地点へ。そうしたら、急に小に行きたくなって、別の場所のトイレへ。そちらも並んでいる間、気が気じゃなかったが、ギリギリで順番が来て、速攻で用を足し終わると、丁度エキスパートクラスが移動を始めていたので、あー、後ろも動き始めるーと思い、走る。走ってる時に岩川さんが声をかけてくれた。向こうはエキスパのスタート直前なのに、よく走ってる俺に気づいて、しかも声かけてくれたなぁと岩川さんの余裕に舌を巻く。練習でしっかり積み上げてるから、スタートの時点でリラックスできるんだろうなぁ。スゴイ。

自分の方はというと、走って整列地点に戻ると、自分の自転車が置いてある場所の周りの人達は既に動き始めていて、数列分置いてかれて慌てて移動する。

前から20列目くらいかなぁ。そんな位置からのスタート。

 

とりあえずスタート直後は列が伸びて先頭全く見えず。早めに前の方に上がっておきたい。上細井交差点を過ぎて、スタートラインを跨いだ時には先頭は見えていたけど、まだ遠い。

前半部分は集団の力が強いので、中でぬくぬくとしたいが、右からどんどん上げていく。畜産を過ぎたあたりで落ち着いて周りを見てみると、天照ジャージの人がグイグイ行く。

旧料金所のあたりまでは落ち着いて走ることができて、脚もそこまでシンドイ感じではなかったので、これは冷静に走れればイケるかもしれないと思ったけど、旧料金所を過ぎて、斜度が上がり始めると、くだんの天照の選手がここからが本番ですよ、とばかりにギアを一段上げる。そうですよね、ここからですよね、とばかりに周りもキッチリとついていく。12㎞地点くらいかな、少しキツく感じ始めたけど、まだ粘れる。……と思ったのも束の間、姫百合手前でキツくなり、ついに先頭集団から千切れる。

「千切れる」って書くの切ないですね……

同じように集団からドロップした人が2人ほどいて、その人達からは遅れないように堪えるが、少しずつ差が開いて、いくつかのカーブを過ぎた後、姿が見えなくなり、そこからは完全に自分との我慢比べ。

ラスト2㎞くらいで後ろから若者4人ほどのパックに追いつかれ、最後に微かに残っていたエネルギーを絞り出して、遅れないように走る。ラスト1㎞からはもう根性のみで、ダンシングも入れながら、ラスト500mくらいでは先行した若者のうちの2人くらいと競り合いながら、最後の直線もダンシングでもがいてゴール。

タイムは手元で61分台。

第二回のエキスパクラスで出た時のタイムには及ばなかったけど、今年のこれまでのリザルトから考えるとそこそこ走れた。とはいえ、集団についていけなかった時点で明らか力不足でまだまだ修行しないと上にはいけないなー、

なんてことを考えながら、手荷物返却場所まで移動していたら、山本さんを発見!第一回の年代別優勝者の山本さんは毎年エキスパクラスで挑戦をしていて、本当にリスペクト。すぐに声をかけて一緒に走りながらお喋り。

手荷物返却場所に着いた時に岩川さんを見かけて、すぐに走って行って、スタート前に声かけてくれてビックリしました等と挨拶だけして、再び山本さんとおしゃべり。せっかくなので、岩川さん達のいるおまんじゅう屋に行きましょうかと移動。ここの味噌山椒まんじゅうは以前山本さんが紹介してくれた想い出のまんじゅう。乗鞍のDVDをくれた御礼に今日は自分がおまんじゅうをごちそうして、2人で店の外のベンチでしばし休憩。するとチームメイトと談笑中だった岩川さんがわざわざ店の外に出てきてくれて、山本さんや自分とおしゃべりしてくれた。しかし、細い体のどこにあのパワーが?追い込んだ練習を積み重ねてるんだろうなぁ。リスペクトです。

年代別3位ですよ!と岩川さん。マジですか?千切れた時の集団の人数を見て、3位までの入賞はないなと思っていたので、ちょっと嬉しい。リザルト速報見てみたけど、優勝と2位の選手は1時間切ってた。実力差が……(笑)

下山の時も山本さんと楽しいおしゃべりタイム。いろんな話をしていたら、あっという間に下界に着いてしまった。もう何回くらい山本さんと一緒に下山しただろうか。回数は覚えてないけど、いつも楽しい至福の時だな。

山本さんは一緒に車で来ている人が急いで帰らなければいけないということで、下山して会館の前でお別れ。

自分は完走証をもらってから、そのまま畜産試験場近くの道の駅へ。温泉でひとっ風呂浴びて、さっぱりしてから会場へ戻る。暑すぎて、ブルーベリーみるく氷なんてものを食べながら表彰式を待つ。

そこで年代別2位だった飯嶋選手がゴール前直線で落車したことを知る。怪我はそこまでひどくなさそうだったけど、落車地点から自転車を担いでゴールしたそうで、そのために優勝を逃したらしい。優勝した選手が少し申し訳なさそうにしていたのが、傍目にも気の毒で、落車してしまった飯嶋選手も優勝した小名選手もどちらも両方気の毒で仕方なかった。今度、どこかのレースで再び雌雄を決する機会があればいいなぁと心の中思っていました。自分もそこに割り込めるように走り込まないと。

表彰式が終わって、昨日買えなかった福ベーグルへ。奥から出てきた店員さんのお父さんもヒルクライム出てたそうです^_^

 

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木製のこういうの初めてみました。

 

その後、もう一軒パン屋へ。

 

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ここも結構好みかも。

 

次は1週間後の箱根ヒルクライム。今回の赤城で自分のようなフィジカルレベルでは体重管理が必須だと感じたので、引き続き体重管理をして初の箱根に挑みます。